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観る戦国武将の夢の跡をたどる大阪城『櫓(やぐら)』

大阪城に向かう大手門を入れば、大手口を内部から防御する多聞櫓(たもんやぐら)があります。ここに上がって中を見たことはありますか?毎年期間限定で多聞櫓(たもんやぐら)、千貫櫓(せんがんやぐら)、焰硝櫓(えんしょうやぐら)の中を鑑賞することができるのですが、なかなか面白いですよ。

多聞櫓

大坂城=太閤秀吉のもの。という図しか浮かばないのが大阪人。でも徳川によって徹底的に破壊された大坂城は石垣にいたるまで、豊臣時代のものは全て埋めつくされていて、現存する櫓(やぐら)やお堀の石垣はすべて徳川時代のものなのです。NHK「真田丸」で星野源さんが演じたあの徳川家康の息子、徳川秀忠が作ったものなんですね。(現在のハイテク大阪城は大阪市民の手によって建てられた太閤さんモデルです。)

  • 多聞櫓外観 多聞櫓を下から仰ぎ見れば、「槍(やり)落とし」が見えます。
  • 槍(やり)落とし 上がるとわかる「槍(やり)落とし」。敵の侵入を防ぐためにここから槍を落としていました。
  • 多聞櫓の廊下 この廊下の先はL字になっていて、奥は三間の広い部屋へと続いています。
  • 武者溜(むしゃだまり) 廊下沿いには、武者溜(むしゃだまり)と呼ばれる、いざの戦いの時に兵士が寝泊まりしていたという部屋がずらり。
  • 多聞櫓 多聞櫓の広い三間の部屋では発掘調査の際に出土した品も展示してくれています。
  • 多聞櫓から千貫櫓へ 多聞櫓から奥の千貫櫓へ移動。大阪城内に現存するもっとも古い建物のひとつが千貫櫓だとか。
  • 鉄砲を打つ姿 「銃眼」から鉄砲を打つ姿。千貫櫓ではレプリカの火縄銃を構えることもできます。
  • 千貫櫓の階段 この階段の先が妙に気になって仕方なかった。千貫櫓の急な階段。

いかがでしたか。
大阪城公園は、お散歩やお花見など、普段は大阪市民の憩いの場所ですが、知られざる櫓の中をのぞいてみれば、いつもの場所も新鮮でした。歴史好きな方には特にオススメです。

大阪城の櫓(やぐら)は期間限定の土日祝で特別公開。

普段は見ることができない大阪城の多聞櫓、千貫櫓、焰硝櫓の内部を見て、歴史のロマンに触れてみてはいかがでしょうか。期間などは大阪城のHPでご確認ください。

  • 西の丸庭園西の丸庭園内に移動。ここに石造りの焰硝櫓(えんしょうやぐら)や乾櫓(いぬいやぐら)があります。
  • 焰硝櫓焰硝櫓の外観。落雷による爆発を恐れて花崗岩(かこうがん)の切石と漆喰作り。
  • 焰硝櫓焰硝櫓とは火薬庫のこと。焰硝櫓(えんしょうやぐら)内部は通り抜けできます。

大阪城公園

住所:大阪府大阪市中央区大阪城3−11
開館時間:土日祝限定公開:10:00~16:30(最終入場16:00) ※チケット販売終了15:30
天守閣セット券  大人(高校生以上) 1200円
櫓入場券 大人(高校生以上) 700円
アクセス:地下鉄谷町線、中央線「谷町4丁目」駅、JR「森ノ宮」「大阪城公園」から徒歩5分

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きゃっぷ

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大阪検定のサイトで軽く過去問にチャレンジしてみたらまさかの3級だった編集のきゃっぷです。身近な大阪の意外な歴史が面白い大阪のさんぽコースをご紹介しています。ときおり更新するゆるい大阪案内です。どうぞよろしくお願いします。

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